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「ユナイテッド93」 [映画・DVD]

 
うーん、見たDVD・舞台・映画・本を全部ブログに書こうと思うと、中々追いつかない・・・。
他にも結構見たけど、まずはこれから。。
 

/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン(2006/11/30)
Amazonランキング:943位
Amazonおすすめ度:
ほかの方は比較的良い評価をつけていますが…それはどうかな。
とてもよく構成されているが
Let's roll!!!

 

 

 

 

 

 

 

「お母さん?今、飛行機の中から電話してる。いままでありがとう・・・・さよなら。」

「みんなによろしく言っておいてくれ。・・・・・愛してる。」

 

2001年9月11日。4機の旅客機がハイジャックされた。

3機はターゲットに到達。

 

1機のみ到達せず――――。

 

 

                     あらすじ

2001年、9月11日。ニューアークの空港。

朝のラッシュで出発時間が遅れていたユナイテッド航空93便は、40名の乗客を乗せ、サンフランシスコへ飛び立つ。

するとその直後、ワールド・トレード・センターに2機の民間機が激突する・・・・。

 
 
・残酷で目を覆いたくなるが、見ずにはいられない映画だ。世界最高のハイテク装備が
テロに対して無力をさらす中で、死を賭して戦った乗客たちを見事に活写している(ジャーナリスト・田原総一郎)
 
・錯綜する軍や政府と対照的に、団結してテロリストに立ち向かった乗客たち。
鳥肌が立つほどに感動を覚えた。(週刊朝日編集長・山口一臣)
 
・悲劇を利用することなくこれほどの感動をもたらせる映画は他にない(ROLLING STONE)
・それは極限状態に置かれた人々の究極の姿である。(LAS VEGAS REVIEW JOURNAL)
・見せ掛けの華やかさではない真のヒロイズムとは何かを教えてくれる(LOS ANGELS TIMES)
・絶対に見逃せない!!(TIME)
(以上、公式HPより)
 
                      感想
 
密室である飛行機でのハイジャック。
ハイジャック犯のテロリストは「自爆」が目的である以上、交渉云々で解決するものではない。
そして、他の飛行機が墜落したという絶望的な知らせ・・・・。
そんな異常な中にあった被害者たちの緊迫感が重々しく伝わってくる。
 
次々に発生するハイジャックに政府・軍部に巻き起こる動揺・混乱。
結局ほとんど動けない。
動いてくれない。
こんなにも全米中が大混乱に陥ったとは思ってなかったのでショッキングでした。
 
テロリストを作り出したアメリカにも責任はあるのかもしれない。
その背景を追った映画も製作されるべきであると思う。
でも、テロリストを生み出した原因がどこにあるにせよ、それをどう糾弾したとしても
罪のない人たちの命を奪いさった悲劇は消えない。
それは、どの戦いも、戦争も同じこと。過去あった事実は消せない。
でも振り返って、過去あった事件の意味なら、少し変えられるかもしれない。
 そこから何かを学び取ることができれば。。
 
飛行機に乗る以上、それは自分にも降りかかるかもしれない。
結局、最後には自分の身を守るのは自分しかいない。
こんな状況に陥ったとき、自分だったらどうするだろう。
 

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「県庁の星」主演・織田裕二 [映画・DVD]

随分前から家にあったんですが、やっと見ました。。

/ 東宝(2006/10/27)
Amazonランキング:8424位
Amazonおすすめ度:
織田くん柴崎さんはいいですね
スバラな脚本とスバラな演出・キャスティングに拍手!
原作をほど良く修正
 
 
 
 
 
 
 
 
あらすじ
ある県庁に勤めるエリート公務員・野村聡(織田裕二)は、200億円をかけた福祉ケアプロジェクトを
成功させ、出世の糸口にしようとしている。
反対の世論の根強いこのプロジェクトを推進するには、民間の知恵・考えに留意することと
判断・上申した野村は、「県と民間の交流」をクリアするため、
半年間の研修に借り出された野村は、三流スーパー「満天堂」に派遣されることに。
パート従業員の二宮(柴咲コウ)が野村の教育係になるが、お役所のやり方で
全てを進めようとする野村は、スーパーの現場に馴染めず、周りとも打ち解けられない。
一方その頃県庁では、野村抜きでプロジェクトが動きはじめてしまう・・・・。
 
感想
県庁ってあんなにいい生活できるんですかね。。随分裕福そうでしたけど、
公務員って給料そんなによく無いんじゃないですかね。ましてや地方公務員だし。。
 
映画としてというより、軽い趣向を変えた社会派コメディとして面白かった。
2時間あるけど、テンポよく話がすすみ飽きることもなく見れたし。
織田裕二が演じる「愛すべきバカ」がいい味出してる。。
主演のお二人はホントうまいです。
 
映画の主人公とかに多いけど、人って一回落ちないと自分のミスとか間違いには気づかないんでしょうね。
自分の考え方ってそれが形成されるまでに相当な時間が掛かっているわけで、
それがどれだけ世間一般と乖離したものだったとしても、簡単には崩れない。
一種のアイデンティティというか、個性だからね。
 
お役所仕事にももちろんメリットはいっぱいある。
どんなに仕事できない人でも、マニュアルあるからそんなに大きなミスは起きにくくなるとか。。
言葉の響きとかで物事を判断しちゃいけない。言うは易しだけど・・・。
最近受けた大学の授業でも同じようなことやってたな~。
 
二宮の心の移り変わりとか、スーパーの対応の変化等々イマイチ納得いかないとこも
あったけど、全体的に楽しめる映画だと思います。。
 

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「タイヨウのうた」主演・YUI [映画・DVD]

DVDで見ました。
あ、香港旅行の記事を連続にしたいんで、もう少ししたら
何日か前に書いた記事に変更すると思うのでびっくりしないでくださいねww
コメントとかトラックバックにはまったく影響ないんで。。。
 

/ ジェネオン エンタテインメント(2006/11/22)
Amazonランキング:438位
Amazonおすすめ度:
ぐぉぉぉぉ!!!可愛いっ!
主題歌との完璧なコラボ。
YUIの不思議な魅力

あらすじ
彼女はタイヨウに帰っていった。僕の心に歌を残して――――
 
 
太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫(YUI)は16歳。
昼間の高校にも通えない薫は、夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしているが、時間帯が遅いこともあって気に留める人もいない。
そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを持ってたたずむ1人の少年を、部屋の窓から眺めることが密かな楽しみだった。
夏休みを間近に控えたある日、夜の街で少年と遭遇した薫は、勇気を振り絞り彼に声をかける。
薫と少年・孝治はやがて親しくなり、二人の仲は進展しそうになるが・・・。
 
 
静かな映像の中で、何度も何度も、胸を熱くする瞬間に出会いました。
小西真奈美(女優)
 
うっかりしていたら、涙が出てきていました。すいぶん昔にしまい込んで忘れていたものを、突然見付けたような気がしました。
山崎 貴(映画監督/「ALWAYS三丁目の夕日」)
 
YUIちゃん、ずるい!かわいすぎます。
竹内結子(女優)
 
(以上3人のコメントはタイヨウのうた公式HPより)
 
第30回モントリオール国際映画祭新人監督コンペ部門正式招待作品。
 
 
 
感想
YUIさんってすごく歌うまいですね。
・・・・・って思ってたらこの人俳優じゃないんだね。。
名前知ってたけど、YUIって人がもともと歌手だとは知らなかったわけでw
 

YUI for 雨音薫, YUI, Akihisa Matsuura, Hideyuki“Daichi”Suzuki / ソニーミュージックエンタテインメント(2006/06/14)
Amazonランキング:361位
Amazonおすすめ度:
雨音薫の名前で出した曲だと沢尻エリカのほうが有名ですが・・・
スタイルとマンネリは紙ひとえ…?
タイヨウのうたを見ていない人にもきいて欲しいこの曲

 
演技に関してあんまりうまくはないかもしれないけど
その手付かずな感じと垢抜けない感じが、逆にこの役にはハマッてて良かった。
塚本君もがんばってた。。
ラストはあんまり詳細に描写しないってのも監督方の意思が良く表れてる。
どんな愛の形があるかだけ示せば良いわけで、ラストって実はあんまり重要じゃないのかも。
一つ一つの素朴で画もきれい。ROBOTが製作するといつも画がきれいなんで見とれちゃいます。
歌も映画もおすすめです。
口コミでの広がりを期待してあんまり大掛かりな広告は打たなかったみたいですので
見逃した方も多いかも。(YAHOOが製作に携わったからかな。。)
そんな方はDVDでどうぞ。
 

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「初恋」主演・宮崎あおい [映画・DVD]

宮崎あおい主演作品です。
3億円事件を画いた作品。
ちなみに興行収入も3億円らしい・・・。
 

/ ハピネット・ピクチャーズ(2006/11/24)
Amazonランキング:635位
Amazonおすすめ度:
久々の“銀幕女優”…
アンバランス
あの時代の雰囲気を感じました

 あらすじ
高校生のみすず(宮崎あおき)の母親は小さい頃、兄を連れていなくなったきり。
ある日、みすずは兄から手渡したマッチにあったβという店に行く。
兄の亮、女優ユカ、浪人生タケシ、肉体派テツ、お調子者ヤス、そして東大生の岸。
仲間に加わったみすずの生活は少しずつ変化していく。
そして岸に対しての切ない感情…。そんなある日、岸がみすずに驚くべき相談を持ちかける・・・・。
 
 
3億円事件について云々・・というよりも3億円事件を使ったラブストーリーです。
なんで3億円事件に踏み切ったのか、、ってあたりがちょっと浅かった気がします。
別に3億円事件使わなくても・・・って気持ちもありますが。。
 
が、斬新な作りでおもしろかったです。
恋心は3億円だろうがなんだろうが、お金では買えない・・ってことですね。。
ラストの字幕はちょっと説得力ありましたね!
ひょっとしたらホントに・・・??ってちょっと思いました(笑)
 
宮崎あおいは、目がいいですね!
顔がめちゃくちゃかわいい・・ってわけじゃないですけど
目がホントにいい。目に力があって、目で気持ちを語れる女優。
今後チェックしていきたい女優さんの一人です。。
 

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「明日の記憶」主演・渡辺謙 [映画・DVD]

ブログ更新が滞りがちですみません・・・。
ちゃんと生きてます(笑)
そしてちゃんと本読んで映画も見てます。
と、言うわけで久々の更新。。
 

/ 東映(2006/10/21)
Amazonランキング:497位
Amazonおすすめ度:
泣きまくり。
饒舌な気がする
どんな時も楽しく生きる

あらすじ

 広告会社営業マン、佐伯雅行(渡辺謙)は、家庭を返りずに仕事に

没頭してきた。大きなプロジェクトに加えて娘・梨恵(吹石一恵)の結婚を控え

多忙な日々を送っていた。

だが、50歳を前にしたある日、体調不良に襲われる。

ミーティングを忘れる。部下の顔が思い出せない。これまでになかった症状に戸惑う。

心配になった雅行は妻に促され、病院を訪れる。検査結果、医師から

「若年性アルツハイマー」の診断を受ける・・・・。

そんな雅行を、妻の枝実子(樋口可奈子)は献身的に支え、一緒に病と闘うことを決心する……。

第18回山本周五郎賞を受賞した、荻原浩の同名小説が原作。

 
感想
 
 期待しないで見たのですが、とてもよかったです。
なんでもっと話題にならなかったのか不思議なくらい・・・。
若年性アルツハイマーになるとどうなるか。
いま流行の「恋愛」にだけフォーカスした作品じゃなく
「現実に」どうなるか、数多くの視点でフォーカスされてて斬新。
逆に言えば、いま流行ってない視点だからこそあんまり話題にならなかったのかも。。
 
 
役者さんも渡辺謙さんをはじめ、豪華で演技派の方々ばかり。。
坂口健二さんとか木梨則武さんなど豪勢なキャストがちょい役で出てます。
すごい。。
 
 
ありがちな泣ける話に飽きた方も。
本格映画を見たい方も。
アルツハイマーについて知りたい方も。
ぜひご覧ください。
明日、あなたの身に襲い掛かるかもしれないお話です。
 
小説もパラパラっと見たんですが、小説は小説でよさそう!
どちらもおすすめです!

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「春の雪」・「博士の愛した数式」・「男たちの大和」 [映画・DVD]


/ 東宝(2006/04/28)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:
余韻が残る
個性的な懐かしいメンバーが次々と。
なんで?

 
あらすじ
 幼なじみのふたり、侯爵家の松枝清顕(妻夫木聡)と伯爵家の令嬢・綾倉聡子(竹内結子)。
清顕を恋い慕う聡子。清顕は聡子の想いに気づきながらも、
気づかない振りをして聡子にきつく当たるなど不器用な愛情表現しかできないでいた。
ある冬の朝、清顕の友人・本多(高岡蒼佑)らの計らいもあり、
ふたりは聡子の誘いから馬車での雪見に出かける。
静かに舞い落ちる雪の下、初めて素直に向き合えた清顕と聡子は、どちらからともなく自然にくちづけをかわした。
それは永遠とも思えるような美しい時間だったのだが、二人にある事件が・・・・。
 
感想
妻夫木くんがかっこいい!
全体的に映像がきれい。。
いい具合に和と洋が交じりっていて、大正時代という時代がイメージしやすく良い感じ。
 
 
エンディングが宇多田ヒカルさんの曲だったとはビックリ。
 

/ 角川エンタテインメント(2006/07/07)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:

 
あらすじ
記憶が80分しか持たない---。
若いシングルマザーの家政婦(深津絵里)が紹介されたのは9人も担当者が代わった顧客。
その担当というのが、事故で記憶に障害を負ってしまった数学博士(寺尾あきら)。
彼の記憶は事故があった10年前の時点でとまっている。
忘れてはいけないことを書き留めたクリップが、洋服中に貼られている。
勿論その中には「ぼくの記憶は80分しか持たない」も。
「キミの靴のサイズはいくつかね?」
「・・・24です。」
「ほー、実にいさぎいい数字だ。」
毎日家政婦が来るたびに、同じ会話を繰り返す二人。
お互いだんだんと理解し始めたのであったが、離れには母屋から二人を見つめる
博士の義姉の姿が・・・・。
 
 
感想
本の博士の愛した数式(原作)を読んでいたので、
あまり楽しめないかと思ってましたが、そんなことなく楽しめました
寺尾さんと深津さんの演技もよかったからでしょうかね。。
微妙に本とは違うんで、DVDだけでなく、ぜひ本も読まれることをおすすめします。
あったかい気持ちになりたい方に。。
 

/ 東映(2006/08/04)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:

あらすじ
「北緯30度43分 東経128度04分」 
2005年4月、鹿児島県枕崎の漁港。
 ある女性(鈴木京香)が船を出してそこまで行ってほしいと頼み込んでいた。
そこは、「戦艦大和」が眠る海。
危険ということで、誰にも相手にしてもらえない中、老漁師・神尾(仲代達矢)が送り届けることを申し出る。 
神尾は、大和の乗組員生き残りの数少ないひとりであった。
そして、老人は60年前に起きたあの悲劇について話し始める。
二度と起こしてはならない、あの悲劇を・・・・。
 
感想
期待してなかったのに面白かった。
基本的にこの作品に登場する人物は実在の方だそうです。
戦争のもたらす色々な悲劇がわかりやすく描写されていて見やすかった。
当時の時代の異常さも伝わりやすかった。
ただ、それだけに合成をもうちょいうまくやってほしかった。。
そこ以外は好きな映画。
 
蒼井優の演技はピカイチ!
彼女はきっと伸びる(笑)
 

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三谷幸喜が面白い! [映画・DVD]

 まあ、いまさら何言ってるんだって話ですが・・・。
今までほとんどTVでしか三谷作品は見てなかったのですが、
最近本やら舞台やら舞台のDVDやら見るようになりまして。
ますます彼の天才ぶりに驚いています
今までTV以外で見たのは舞台のDVD「12人の優しい日本人」くらいだったので。
 
ちなみに舞台でやる三谷作品に関してですが、
三谷さんが舞台のオープニングで挨拶することがありますが、(DVDには大体これが入ってる)
彼のそのオープニングトークはとっても面白いし、なにより
普通にめちゃくちゃかっこいい
あれは必見。
 
 
 
 最近家にあったDVDで見た舞台がPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」
はじめて三谷幸喜が歌舞伎に挑戦した作品。
作・演出三谷幸喜、出演・市川染五郎という超豪華な作品。
click!!
あらすじ自体は、有名な「高田馬場の決闘」がベースになってます。
が、三谷幸喜のオリジナル書き下ろし脚本だけあって
いろいろ革命起きちゃってます(笑)
普通じゃありません。
伝統芸能が三谷ワールドに染まっています!
まあ、見てくださいな。
 
 
 
 映画で見れなかったのでDVDでこれも。
 
 
 
 
 
 
まあ、これもあらすじうんぬんというより、面白いから見てくれとしか・・・。
歌舞伎よりこっちの方が三谷作品っぽいです。
歌舞伎ではなんだかんだ言っても多少遠慮があったみたいで
面白いんですが三谷作品っぽさにはやや欠けるかなと。 
こっちはフジテレビと東宝の2社のみで製作委員会を組んでるだけあって
お金も力もはいってます。
 
 
上二つについての詳しい話・裏話が載っているのがこの本。

三谷 幸喜 / 朝日新聞社(2006/09)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:

朝日新聞に連載されていたエッセーをまとめたもの。
何気なく見ているシーンにもこだわるプロの方々のお話、
三谷さんと出演者の方々とのお話、飼い犬の話・・・。
普段の三谷さんの輪郭がなんとなく伝わってくる一冊。 
 
 
で、三谷幸喜さんの短編。

三谷 幸喜, 唐仁原 教久 / 幻冬舎(1999/04)
Amazonランキング:66,439位
Amazonおすすめ度:
どこか共感できる
男の悲哀がとてもよく表現されています
だめ男の悲哀がとても愛らしい。

短いけどどこか共感できる。
俺が学んだ7つの真理とは・・・?
 
 
 
最近舞台で見たのが「アパッチ砦の攻防より『戸惑いの日曜日』」
 アパッチ砦の攻防より「戸惑いの日曜日」写真

「The 三谷作品」。
つながりの深い佐藤B作さんと、その奥さんあめくみちこさん、
細川ふみえさん、西郷輝彦さんらが出演。
 
三谷さんっぽい笑いの取り方で終始爆笑の渦を巻き起こします。
普通、笑いは緩急の落差から生まれるといわれますが
これは、人が「笑い」という感情から離れているときに(「笑い」を忘れているときに)
ぽっと面白いことを言われることで、隙を突かれて笑ってしまう
ということがあるからでしょう。
 
三谷さんの場合は笑いの起こる爆弾をいくつも用意し、
それぞれをはじめは別々に使っていくことで、前の笑いのつぼを「忘れた」ころにやってくるので
笑いを取る、というのが得意なパターン。
だから「12人の優しい日本人」にしても、「有頂天ホテル」にしても
「戸惑いの日曜日」にしても、誰もが主人公と言えるような
同じように重要な人物が多く登場するのでしょう。
 
有頂天ホテルで言えば、香取くんの話が途中までいったところで
松たか子さんの話になり、その話がある程度進むと
生瀬さんの話になり・・・
と順番に回ったころに、再び誰かの行動とリンクする形で香取くんが登場。
するとそこで香取君のことが頭から離れていた視聴者は
誰かの行動とつながる「思わぬ」香取くんの登場に笑ってしまうわけです。
 
あと、テレビ・映画で多いのがカット割をしないでずーっとワンシーンで取り続ける手法。
いわゆる長回し。
このほうが役者さんも緊張感をもって臨めるし、視聴者としても
画面が続いてるから違和感なく見れる。
そもそも普段の生活でそんなに視点はころころかわりませんからねw
 
だから舞台でも暗転なしの(場面が変わることなしの)
ずっと同じ場所で延々続く作品が多いのでしょう。
 
 
 
なんやかんやと、言いましたが
要するに言いたいのは、この方は笑いの天才です。
 
この方は作品書くのが遅いほうなので
あんまり作品数が多くないように思います。
うーん、やっぱりこの人の舞台はできるだけ見に行こう・・・。
 
 
 
 
 

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明石家さんま主演・「小鹿物語」 [映画・DVD]

 

 

 

 渋谷bunkamura コクーンでやってた舞台です。

はじめは30だけのつもりだったんですが、面白かったんで31日の千秋楽もいきました。

30日にはホンジャマカ俊彰さんと椎名詰平さんを目撃。。

31日にも叶姉妹とかキム兄とかロンブーがいたりしたらしいけど

31日は2階席だったので僕は見られず。。

 

WOWOWが特別協賛となっているので、ひょっとしたらWOWOWでやるかも。

見にいけなかった人は要CHECK。

 

 感想 

 

 温水洋一さん、真矢みきさん、生瀬勝久さん、中山祐一郎さん・・・・。

そうそうたる面々が名を連ねる中、TVのお笑い怪獣の存在感は

抜群でした。

さんまさんが中心になって作品が作られているということとか

さんまさんが作品の中身にも意見したことも、多少はあるかもしれないけど

それはただ単に彼がやりやすい環境を整えたに過ぎなくて、

彼が日本一のコメディアンであるということと、彼の周りの才能溢れる人たちも

彼の笑いを理解して前に前に出るだけでなく、ただ引っ込むだけでもなく

ちょうどいい立ち位置をキープしたことが一番大きいんでしょう。。

他の人が言っても普通の言葉にしかならなくても、彼が何かを言えばその多くは自然と喜劇になるということを

才能ある人たちが素直に認めて出しゃばらず、かといって自分を殺さずに。。

普通の人がやろうとしたら難しいかもしれないけど

「笑いの教科書」がいるからこそできるのでしょう。

 

でもそうは言ってもお忙しい中、これだけのものを作れるというのは

「鬼才」だからこそなせる業でしょう。

 

あらすじ

 喜劇役者・奈良野小鹿(さんま)率いる一座は第二次対戦中のため厳しい視線にさらされる。

しかし、そんなことはお構いなしに、小鹿は喜劇に生き続ける。

大騒動と大爆笑を巻き起こしながら・・・。

 

2回見に行ったことで、彼らのすごさがより一層わかった。

たぶんあの劇を見た人は出演者一同を絶賛でしょうが

それでもまだ彼らのすごさ10分の1も分かっていないのでは。。

 

特に生瀬さんとさんまさん。

客に「さんまさんがアドリブを言って、それに生瀬さんが本気で笑ってしまっている」

という風に思わせる二人の絶妙な掛け合いと演技。

これを随所に散りばめることで本当のミスも「台本」の一つのように

スーッと劇に入り込んでしまう。

ミスさえも許容してしまう「台本」になっている。

 

パンフレットにも少し書いてありましたが、さんまさんの笑いは

主として「緊張」と「緩和」の落差・ギャップから生じさせることから生まれる。

これはTVでも劇でも同じ。

緊迫した場面で観客が固唾を呑む中で、笑いを含んだ一言。

そのため、面白いミスでも笑いに持っていくかどうかは、

その場面が持つ意味として、笑いどころである「緩和」なのか

笑わせる伏線としての「緊張なのか」。

また、「緩和」でもあとに大きな落ちはあるのかないのか。

「緊張」でも笑いをとることが許されている「緊張」なのか。

そのあたりを基準にしている感じがした。

 

 

さんまさんのすごさの一つに、客に合わせてギャグの生かし方に的確な変化をつけるところがある。

どういうギャグがうけるのか。

それは個人差があり、同じ舞台を見に来る人でもそれは同じで、毎日受ける部分は微妙ではあるが、確実に違う。

そのため、この劇には一つのシーンでも笑わせるポイントを複数用意してあり

その日の客が受けた部分、受けそうな部分を多めに扱う。

 

台本通り芝居しながらも、その場その場でその日の「台本」を仕上げていく。

そして「その日の台本」は明日には参考程度にとどめるだけで、惜しげもなく捨て去ってしまう。

あるポイントにその日の客があまり反応を示さなければ、

たとえそれが前日にどんなに笑ったポイントであっても、そこをスルーして

反応を示したポイントでじっくりと笑いを取る。

 

普通の人は思い入れのあるギャグに固執してしまい、なんとかそこで笑わせようとしてしまう。

だけどさんまさんは、「客を笑わせる」ことに徹底している。

「笑い」のための、「観客」のための「台本」になっている。

他の人(素人・玄人問わず)も勿論はじめはそうなのだが、だんだんと

ただ自分が話したいと頭に画いたセリフを無理やりに言おうとしてしまう。

「台本」のための、「自分」・「自己満足」のための「台本」になってしまうのだ。

そのような「私欲」なしにただ純粋に笑いを求めるからこそ

あれほどの笑いをとるコメディアンになったのではないだろうか。

 

笑いのことしか言ってませんが、メッセージ性もあります。

一人ひとりの生き方、考え方、そして変化。

そちらも酌んでみてください。

笑いのあとには涙があるかも。。

なぜなら、笑いと涙は表裏一体。

 

 

すべてにおいて(欲を言えばカーテンコールにもっと時間を割いてほしかったが・・・)

大満足だったこの劇にも一つの難点が。。

・・・客がうるさかった。

劇中にしゃべる、先の展開を予想しあう、過剰なほどに反応して、毎回毎回手をたたく・・・。

家でなら大いにやればいいと思う。

けど、あれじゃ客だけじゃなくて演者さんにも失礼。

素人がやってる予想なんだから(そんな馬鹿げたことをするのは素人以外にありえない)

隣の人だってそう思ってるしみんなわかってる。

でも、頭の中でそう思っていても実際にそのセリフ・行動がくると笑ってしまう。

そういうのを台無しにしてしまう。

プロの脚本家・演出家の人だって、素人がそれくらい予想するのは分かった上で

その予想通りにして笑わせようか、予想を裏切って笑いを取るか

はたまた一気に「緩和」から「緊張」のシーンに持っていこうか・・・

と、頭をめぐらせている。

「~のやるトークは先が読める」とか言ってる人もいるけど

「予想通り」のものをもってくることで「笑い」を取りに来てるシーンの

先なんか当てたってすごくもなんともなくて、プロの思うがままになってるだけなんだから

すごくも何ともないからやめてほしい。

 

過剰に反応するのもどうかと。。

大声で笑うのはいいけど、手をたたくとかは要所要所でいいのでは。

手をたたくと自分の思っている以上に音が出るので、聞こえにくくなるし

演者さんも次に進みにくい。

それに笑いを取りにきてないシーンだろうがナンだろうが笑いまくるのも・・・。

これは言いにくいけど。

もうちょっと冷静に見てもいいのでは。

文字通り、何しても笑ってる。思春期じゃないんだから(笑)

あれじゃ「さんま」の名前だけ出せば、小学校の学芸会見ても笑うんだろうな~。

特に今回のは「緩和」と「緊張」の連続だったので「緊張」部分で笑われてしまうと

きつかったんだろうなと思う。

逆に何やっても笑うから楽かもしれないが・・・。

まあ、やる側は見る側を選べないので仕方ありません。

どんなところでも言い訳せずに笑わせるのがプロなんで。

 

 

なんか書き残してるような気がしますが、あとで思い出したら書き足しておきます・・・。

 

 

最高の舞台。

さんま、生瀬の絶妙の掛け合い。

真矢みきの熱唱(あれ多分テープだけど笑)。

新谷真弓のいいタイミングで言い放つ一言。

おなじみの温水さんの髪の毛トーク。

本当のミス。

既定路線のミス。

さんまの機転。

その日しかない、あなたのための台本。

そして、そして・・・。

 

言い尽くせない笑いがそこにはある。

日本最高峰の笑い。

爆笑、爆笑、また爆笑。

見逃した人は仕方ない。

WOWOWでやるようなら加入しましょう。

それも無理ならあきらめましょう (なんてひどい~言い方~)

 

チケットを手にしたその瞬間から、あなたは笑うしかない。

そう、チラシを手にして会場入りした瞬間、あなたはもう小鹿ワールドに・・・。

 

 

P.S. これを見たあと、サークル合宿行きました。新潟~へ。

みなさんお疲れ様でした。

 


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「ライアーライアー」主演ジム・キャリー [映画・DVD]

 ほとんど更新していないので久しぶりに。
 
 いろいろあって最近更新してませんが、本とDVDは結構見てます。。
 
 

/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン(2005/11/25)
Amazonランキング:7,766位
Amazonおすすめ度:
ジムの顔芸
天才ジム・キャリー
こんなに安くていいの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 あらすじ
 
「お父さんのお仕事は?」
「・・・My father is a・・・・・liar(うそつき)!!」
 
 マックスの父・フレッチャーはやり手の弁護士(lawyer)。
なぜなら彼は、一流のうそつきだから!
そのウソのおかげで仕事もプライベートでも順調な毎日。
そして、マックスの誕生日バーティーの日にも、他の弁護士が無理と断った案件を引き受け、得意のウソで乗り切ろうとする。
 
 
 フレッチャーと彼の前妻・オードリーとの間に生まれた息子のマックスは、誕生日パーティーに父が来るのを楽しみに
していたのだが、父の仕事のせいでまた父が来れなくなったと聞き、落胆する。
いつもいつも遊びの約束などを父はするが、最後にはすっぽかされてしまう。
 
落胆する中、マックスの誕生ケーキが運び込まれ、願いごとをしながらロウソクを消すよう促される。
 
「一日でいいから、お父さんがウソをつけなくなりますように・・・」
その願いは叶えられ、フレッチャーは大変なことに・・・。
 
ジム・キャリーのコメディ映画。
 
 
 
この中で、キャッチボールを約束するシーンがあるんですが
そのときマックスが
「お父さんはカンセコ、僕は・・・野茂だ!」
と言うんです。
やっぱり野茂すげーー!!
 

ジム・キャリーのひとり芝居は秀逸。
顔芸といい、身体の張り具合といい見ていてつい笑っちゃいます。
ペンと格闘する場面とトイレのなかで大暴れするシーンがおすすめ。。
あれは彼にしかできません。
 
 
ラストにまとめられてるNG集も面白い。。
結構彼が好き勝手にやって、いいやつを使うらしいんですが
彼の顔芸・ギャグが面白すぎて共演者も思わず吹き出してしまうことも。。
 

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「現代の戦争報道」著・門奈直樹 「タッチ」監督・犬童一心 「クレイマー、クレイマー」主演・ダスキンホフマン [映画・DVD]


門奈 直樹 / 岩波書店(2004/03)
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多様化する社会の組織メディアとジャーナリズムの本質
メディアの現状があらわに
読みにくく、情報量が少ないです。

 戦時におけるメディアの現状・姿勢をコソボ紛争などの具体例から紹介。
最後には今後のメディアのあるべき姿の筆者の提言も。
若干読みにくさはあるけど、具体例が数多く挙がっていてよかった。
世界のメディア・日本のメディアの問題点も指摘。
中東地域に派遣されてる人員の少ない日本の新聞社をはじめとするメディアは
欧米の情報に頼ってしまうため、報道が欧米側に偏りがち。
そういう意識を持ってニュースに接しはじめてからは、事件に対する受け入れ方・考え方が変わった。
 
 

/ 東宝(2006/03/24)
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 あらすじ
 双子の上杉達也と上杉勝也、隣に住む浅倉南は幼馴染のなかよし3人組。
高校生になった勝也はあこがれの甲子園に南を連れて行くために野球部に入部、エースとして活躍する。
しかし、甲子園をかけた西東京大会決勝の行われる神宮球場に向かう途中、
交通事故にあいかけた子供を救うために身を投げ出し、帰らぬ人となる。
弟・勝也と南のために「できそこない」の達也は野球部に入部、甲子園を目指す・・・。 
 
 
原作の漫画は何度か見たけど、人物の紹介が少ないからはじめてみた人はわかりにくいのでは?
細部におけるリアリティー・迫力不足。
長澤まさみ・風吹ジュンなどの演技が光る。
よくもわるくも長澤まさみで持ってる作品。
ちなみにDVDスペシャル版の特典映像の半分ちかくが長澤まさみ関連。
 
 

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若いときには
現代に通じる家族像
世界中の人々に絶対みてもらいたい映画ナンバーワン

 突然離婚を突きつけられた夫が、子供と奮闘していく物語。
 
あたたかい雰囲気の物語。
こどもと大人の成長していく様子が見ていておもしろい。
ダスキンホフマンの演技も見所。
ちなみに明石家さんまさんはこれをみて、フレンチトーストが好きになったそうな。。

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