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「敗因と」著・金子達仁 [本]

去年のサッカーW杯・日本代表について。
買ったその日に読みきりました!
包み隠すことなく、あのときについて描写されてるので面白い!
 

金子 達仁, 戸塚 啓, 木崎 伸也 / 光文社
Amazonランキング:203位
Amazonおすすめ度:
敗因と?
「火種は中田英寿」
軋轢

作品紹介
 
緊急出版!
ドイツW杯、日本代表は内部崩壊していた!
稀代のスポーツライター3人がW杯終了後、全世界50人に及ぶ選手・関係者を徹底取材!
当時のオーストラリア代表監督・ヒディンクに聞く、もしあの時、私が日本代表監督だったら・・・。
中田英寿の現役最終戦、元チームメイトのアドリアーノが見たものは・・・。
現場にいた者たちが、実名で「あのとき」を振り返り、真相に迫った渾身のノンフィクション。
あのとき、日本代表内部になにが・・・・。
 
 
組織とは、チームとは。
才能・個性溢れる代表選手たちを束ねるのは難しい。
やっぱジーコ監督のような、選手の自主性を重んじすぎるブラジル流は日本には早かった。
2002年はトルシエが全部リーダーシップ発揮してたし。言いか悪いかは別にして。
ディフェンスラインの高さについて最後まで攻撃陣と守備陣で意見が割れてたけど
こんな基本的なことはもっと早く決めてるべきだし、監督から指示がないんじゃ・・・。
この本読んで改めて思ったけど、日本のグループステージ敗退は
誰が悪いとかじゃなく、タダ単純に一つの目標に向かって戦う集団になりきれなかったっていう
きわめて単純なとこに原因があるように思えた。
確かに中田英寿の存在は、代表チームに大きな波をもたらしたけど、問題の根幹はもっと深いとこにある。
組織・チームが一つになるのは難しいね。。。
W杯出場32か国中、年齢30代のフィールドプレイヤーが一人もいないのは
日本だけだったっていうのはその一端を表している。トルシエのときに中山と秋田を
召集したのはこの辺に理由があったのだと思う。
あとは、日本代表の目標設定のなさってとこか。
 
サッカー興味ない人でも、組織について学びたい人はちょっと読んでみるのもありかも。。
 

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